『黒酢の効果・効能〜ふつうのお酢とどう違う?』の記事
黒酢の効果・効能や歴史、製法など、黒酢にまつまるよもやま話。周囲でも黒酢サプリを愛飲している人が目立ちます
お酢は、アルコールが発酵したもの。”すっぱい”の”す”が語源です。アルコールの一種であるワインの歴史は紀元前にまでさかのぼりますが、お酢もワインと同じくアルコール原料ということで、その歴史は大変古いものなのです。
ところで、お酢と黒酢とは、いったい何が違うのでしょうか。
【お酢と黒酢】
一般的に家庭で使用するお酢は”米酢(よねず)”といい、白っぽく透明ですね。いっぽう、黒酢とは文字どおり”黒い酢”のことで、同じく米酢の一種ながら、こちらは主原料が玄米(※糠を取っていない米)。熟成する過程で黒い色になっていくことからその名がつきました。また、黒酢の他原料としては、小麦や大麦が含まれます。
黒酢は壷(つぼ)の中で数年にわたって熟成されます。そのなんともいえない香気から、別名を”香酢”といいます。世界で最高の黒酢とされているのは、中国山西省産のもの。中国では、黒酢は醤油代わりに使われているのだそうです。
【健康食品としての黒酢】
最近では健食ブームの顕れからか、黒酢にんにく、もろみ黒酢、りんご黒酢など、他の成分とのかけ合わせ商品が多く見られます。黒酢サプリメントは、広告やCMなどで見かけるように、サントリーややずや、DHCなど、本当に数多くのメーカーから販売されています。
基本的に黒酢はジュースのようにごくごく飲めるものではありませんので、そのまま摂るのであれば漬け汁や調味料として使用するのが一般的です。もし飲用するなら、果実を加えて果実黒酢として飲みやすく仕上げるといいですね。
日本での有名な黒酢醸造の地といえば、鹿児島県福山町。"桷志田(かくいだ)" という名の玄米黒酢は、高貴な味わいの伝統製法による本格派黒酢なのだそうです。メディアなどにもよく取り上げられています。
【黒酢の効果・効能】
黒酢には全8種の必須アミノ酸(=人体に必要なアミノ酸のこと。体内で作り出せないことから食物摂取しなければならない8種類の成分)がすべて含まれており、まさに”アミノ酸の宝庫”的存在。また、血液をサラサラにする効能から、血行促進、生活習慣病(動脈硬化、高血圧、糖尿病など)の予防、疲労回復、殺菌作用、解毒効果、ダイエット効果などが期待できます。
また、近年の研究で黒酢による抗がん作用が発表され、黒酢パワーはさらに話題を呼んでいます。まだまだ黒酢には、わたしたちの知らない効能がたくさん隠されていそうですね。